
早坂 卓磨(HAYASAKA TAKUMA)
1989年、日本の最北端に位置する北海道稚内市で生を受けました。広大な自然に囲まれた環境で育まれた豊かな感性は、後の私の人生を彩る多岐にわたる活動の原点となりました。どこまでも続く空、吹き付ける潮風、厳しい冬の寒さ。それらは私に、自然の雄大さと厳しさ、そしてその中で生きる人々の力強さを教えてくれました。この原体験は、私の中に「人々の暮らしに寄り添い、少しでも力になりたい」という想いを育む土壌となったのです。
2012年、私は国立大学法人帯広畜産大学(現 北海道国立大学機構帯広畜産大学)食品科学ユニットを卒業しました。食品科学を通して得た科学的な視点と知識は、後の活動において、物事を論理的に捉え、課題を分析する上で大きな基盤となっています。しかし、私の興味は食品科学の枠に留まることなく、より広く、より深く、人間と社会、そして文化へと広がっていきました。
2009年、大学在学中に、私は動画制作団体PEPESO(ピープルズ・ピース・ソリューション)を設立しました。これは、私の人生における大きな転換点です。当初は学生の自主的な活動から始まったPEPESOでしたが、卒業を機に、単なる動画制作団体に留まらず、多岐にわたる事業を展開する多目的プロジェクトチームへと進化を遂げました。映像を通して人々の心を動かし、繋がりを創造すること。それがPEPESOの原点であり、私の活動の原動力の一つです。
PEPESOでの活動は、まさに多岐に渡ります。カフェやスナックの経営を通して、人々が集い、語り合う温かい空間を提供すること。イベント企画・運営を通して、地域雇用を促進し、地域を活性化すること。地場産野菜の産地直送運営を通して、地元の生産者と消費者をつなぎ、食の豊かさを届けること。生涯学習センターの運営を通して、地域住民の学びと交流の場を創造すること。さらには、美容脱毛サロンやカイロプラクティックといった健康・美容分野にも挑戦し、人々の心身の健康をサポートすること。これらの経験を通して、私は様々な視点から社会と関わり、人々の暮らしに寄り添うことの大切さを学びました。
また、これらの活動と並行して、私は自身のクリエイティブな才能も様々な形で表現してきました。動画作家として、人々の心を捉える映像作品を制作。モデルとして、表現することの喜びを追求。カメラマンとして、一瞬の美しさを永遠に刻む。司会者として、イベントを盛り上げ、人と人とを繋ぐ。ダンサーとして、身体表現の可能性を探求。家庭教師として、次世代の成長をサポート。食品衛生管理コンサルタントとして、食の安全を守る。シンガーソングライターとして、音楽を通してメッセージを届ける。グラフィックデザイナーとして、視覚的な表現を通して人々の心を彩る。これらの経験は、私の多角的な視点と柔軟な発想を育み、PEPESOの活動をより豊かなものへと昇華させていると確信しています。
PEPESOの理念である「小さな幸せを沢山掴み取ること」は、私の活動の根幹を成す哲学です。日々の生活の中で見落としがちな、例えば、朝日が差し込む窓辺で飲むコーヒーの香り、大切な人との何気ない会話、美しい風景を目にした時の感動など、そういった小さな喜びや幸せに意識的に目を向け、大切にすること。そして、私が感じた幸せを周りの人々にも伝え、分かち合うことで、より豊かな社会を築いていくこと。これこそが、PEPESOが目指す姿であり、私の活動を力強く突き動かす原動力となっています。私が自ら幸せを感じ、それを掴み取ることで、その喜びが周りの人々にも伝播し、彼ら自身も幸せを感じ、掴み取れるように導くことこそが、PEPESOの使命だと考えています。
活動拠点は北海道にとどまらず、2022年には単身赴任で福島県須賀川市へ、2024年には青森県八戸市へと活動の幅を広げています。それぞれの土地で得た経験や出会いは、私にとってかけがえのない財産であり、PEPESOの活動をさらに発展させていくための糧となっています。これからも、様々な場所で、様々な人々と出会い、繋がりながら、PEPESOの理念を体現していくことを目指しています。
地域と人をつなぐ架け橋
早坂卓磨は、ただ一言で肩書きを表すのが難しい、実に多彩な活動を通して地域と人をつなぐ架け橋のような存在です。自らを「PEPESO 代表」と名乗り、人々の心を豊かにし、地域社会を活性化することを生涯のテーマとして掲げています。その活動は、音楽、教育、地域コミュニティ、そしてビジネスと、まるで万華鏡のように変化に富んでいますが、それぞれの活動が糸で結ばれたビーズのように、相互に影響し合い、独自のハーモニーを奏でています。
地域コミュニティの温かい灯台:生涯学習センタートルク 館長として
帯広市における生涯学習の灯台とも言える「生涯学習センタートルク」では、館長として、地域住民の学びと交流を力強く推進しています。ここは、年齢や世代を超えた人々が、まるで家にいるようにくつろぎながら集い、学び、心を通わせる、温かい場所です。PEPESOの根幹をなす理念「小さな幸せを沢山掴み取ること」を、この場所を通して地域全体で実現していくための重要な基盤を築いています。
人々が集う、活気あふれる交差点:ペペソカフェ オーナーとして
地域の人々が自然と集まり、笑顔で語り合い、心豊かな時間を共有する、そんな活気あふれる交差点のような場所が「ペペソカフェ」です。オーナーとしてこのカフェを運営する中で、単なる飲食の場を超えた、地域コミュニティの交流拠点としての役割を大切にしています。イベントやワークショップなども積極的に開催し、カフェに集う人々の声に耳を傾け、そのニーズをPEPESOの活動に反映させています。
内面と外面の輝きを応援:脱毛サロン MICLS オーナーとして
「脱毛サロン MICLS」のオーナーという顔も持ち、美と健康という、人が生きる上で欠かせない要素をサポートしています。ここでは、外面的な美しさだけでなく、内面の健康や心の充実も大切にするという、温かい眼差しで地域の人々の生活に寄り添っています。
子供たちの心に音楽の種を蒔く:小学館『みんなの教育技術』うたのおぢさん 家入 学(いえいりまなぶ)役として
小学館の教育雑誌『みんなの教育技術』では、「うたのおぢさん 家入 学(いえいりまなぶ)役」として、子供たちの心に音楽の種を蒔く活動を続けています。歌の楽しさ、表現することの喜びを、子供たちの心にまっすぐに届け、豊かな創造性や繊細な感性を育む活動は、PEPESOが提唱する「音楽学習」の理念と深く共鳴しています。
音楽表現の無限の可能性を追求:Andalucía Andersen(Pop) Vocal&Producer / Kuchen(Techno) Vocal&Producer / Amorphous Cajonとして
音楽家としての情熱も人一倍です。Popユニット「Andalucía Andersen」とTechnoユニット「Kuchen」では、ボーカルとプロデューサーという二つの役割を担い、バンド「Amorphous」ではカホンという楽器を通して、音楽表現の無限の可能性を追求しています。これらの音楽活動で得た経験は、PEPESOの音楽活動に豊かな彩りを添えています。
このように、早坂卓磨は、それぞれの活動が独立しているのではなく、まるでオーケストラの各楽器のように、互いに響き合い、共鳴し合いながら、より大きな目標、すなわち「地域社会への貢献と人々の心の豊かさ」という壮大なシンフォニーを奏でているのです。
持ち味として
私は、教育、食の安全、健康、環境、そして人々の心身のウェルビーイングに関わる分野に幅広く関心を持ち、様々な資格を取得してきました。これらの経験と知識を活かし、多角的な視点から人々の生活を豊かにする活動をしています。
教育への情熱:高校理科教諭免許
教育分野では、高校理科教諭の免許を取得しています。理科の面白さ、科学的な思考の重要性を若い世代に伝えたいという強い思いがあります。単なる知識の伝達だけでなく、生徒たちが自ら考え、探求する力を育む教育を目指しています。
食の安全を守る:食品衛生管理者
食の安全は、人々の健康を支える基盤です。食品衛生管理者として、食品の安全管理に関する専門知識を有しています。食中毒予防や衛生管理の徹底を通じて、安全で安心な食環境の実現に貢献したいと考えています。
心身の健康と癒し:ニューロリキュロセラピスト、アロマ関連資格、赤十字関連資格
心身の健康と癒しにも深く関心を持ち、ニューロリキュロセラピストの資格を取得しました。これは、耳介療法を通じて心身のバランスを整え、自然治癒力を高める技術です。また、AEAJ(日本アロマ環境協会)認定の環境カオリスタ、ナチュラルビューティースタイリスト、アロマセラピー検定1級を取得し、植物の力を用いた心身のリラックスや美容にも造詣があります。
さらに、日本赤十字社のベーシックライフサポーター、水上安全法救助員I、ファーストエイドプロバイダーの資格を有しており、緊急時の応急手当や救助活動に関する知識と技術を習得しています。これらの資格は、人々の安全を守り、困っている人を助けたいという強い思いから取得しました。
環境への配慮とエネルギーへの関心:乙種4類危険物取扱者、エネルギープランナー検定初級
環境問題やエネルギー問題にも関心を持ち、乙種4類危険物取扱者、エネルギープランナー検定初級の資格を取得しました。危険物の安全な取り扱いや、エネルギーに関する基礎知識を学び、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
体を動かすことの楽しさを伝える:小型車両系建設機械運転免許、トランポリン普及指導員
体を動かすことも大好きで、小型車両系建設機械の運転免許や、日本体操協会認定のトランポリン普及指導員の資格も持っています。トランポリンを通じて、子供から大人まで、体を動かすことの楽しさや大切さを伝え、健康増進に貢献したいと考えています。
まとめ
これらの資格は、私自身の興味や関心、そして社会貢献への思いから取得したものです。今後はこれらの知識と経験を統合し、教育、健康、環境など、様々な分野で人々の役に立てるよう活動していきたいと考えています。









